千葉に引っ越してから、全然山に登っていなかった私たち。昨日久しぶりに登山らしい登山をしに、蓼科山に行ってきました。
山に登ることは、長野県に来た理由のひとつ。
私たちは、登山初心者と中級者の間位なので、長野で登山のステップアップを考えるための参考になればいいな、と考えてます。
蓼科山にはだいぶ前に何度か登ったことがあるのですが、ayuさんは初めてでした。
私は子どもの頃に登ってたし!なんて思っていたのですが、久しぶりの登山はそんなことなかった……今日は完全に太ももが筋肉痛です。
蓼科山について
八ヶ岳連峰の最北端、長野県茅野市と同北佐久郡立科町との境に位置する蓼科山。
標高は2,531mでとってもきれいな形をしているので、地元の方には、「諏訪富士」とも言われているそうです。
こうやってみると、本当にきれい。山頂付近が岩だらけには見えない。
蓼科山登山口から頂上までの登山ルート
ロープウェイで上がって、7合目登山口から登るルート(ここからだと頂上まで2時間強)などもありますが、今回は上記地図の蓼科山登山口に車を置いて、登り始めることにしました。
登山口の標高もすでに1,700mを超えたところから8時にスタート。
最初は、ゆるやかな道を歩いていきますが……
蓼科山は、登山道から山頂までの距離が短いかわりに、結構標高差があって、ぐんぐんのぼっていきます。
こんな感じの岩がゴロゴロの箇所がとても多かったです。
だんだん標高が高くなってくると、岩が大きくなってきます。
登山道途中からの眺めはこんな感じです。
この日はとても天気が良く熱くて、松本は34℃まで最高気温が上がったみたいです。
そうすると山の上でも、日なたはとっても暑くて汗だらだらでした。
飲み水は、1人あたり2Lだとちょっと心配だったくらい。
こちらは、もうすぐ山頂付近の写真。かなり大きい岩がごろごろ。
だいたい目安の3時間弱で、蓼科山頂上到着。
途中すれ違ったおばさまに「今日は北アルプスまできれいにみえた」と声をかけてもらったんですが、私たちが到着した11時ころには雲が出てきてしまっていて、北アルプスまでは見渡せず……残念。
ぐるり360度の大展望で、晴れていれば北・中央・南アルプスを一望できるようです。
山頂付近もこんな感じで岩がゴロゴロ。木は1本もありません。
頂上を移動するのもちょっと苦労します。
岩をテーブルにして、お昼ご飯を食べました。
下りは将軍平を通って、竜源橋の登山口から出るルート
どうせなら同じルートじゃなく、違うルートを通って降りたいので、少し遠回りにはなりますが山頂から将軍平を通って、蓼科山分岐を経由。
竜源橋の登山口から出て、車を停めた蓼科山登山口まで戻るため、少し車道を歩く計画を立てました。
山頂を12時過ぎにスタートしました。
苔や川のそばを歩く
こちらのルートから降りると、途中苔がたくさん生えている場所や、川のそば、蓼科山の全体像を見ることができる場所がありました。
やっぱり別の景色を楽しむことができるから、ちょっと遠回りでも楽しいです。
大きな岩の上に土が載ってその上に木や苔が生えてました。
岩がゴロゴロしていくところを降りていくのって、神経使いますよね。滑ったり、岩が動いたり、足をひねらないように……などなど。
だんだん疲れてくると、脚も痛くなってもくもくと降りてきました……膝もがくがくしてましたし……
蓼科山荘ヒュッテから、竜源橋の登山口までだいたい3時間半くらいでしょうか。
下り中盤の、小石がゴロゴロしているところで少し足をひねってから、ちょっとしんどかったんですが、ほぼ目安の時間通り降りてくることが出来ました。
竜源橋の登山口からは、車道を通って車を停めた蓼科山登山口まで30分弱歩きます。
正直、トイレにも行きたかったしアスファルトの照り返しで暑かったし、最後の最後でずっと緩やかな登り道で、車道のここが一番つらかったかもしれないです……
汗をかいた後は、温泉!すずらんの湯へ
山の後は温泉!
蓼科山登山口や竜源橋登山口から白樺湖までは、車があれば10分ほどで到着します。
その白樺湖のほとりにある「すずらんの湯」に行ってきました。
すずらんの湯の詳細
住所:長野県茅野市北山白樺湖3419-84
電話:0266-68-3424
開館時間:午前10時~午後9時(午後8時30分受付終了)※火曜日は午前12時~午後9時
年中無休(ただし、設備工事等により臨時休業あり)
利用料金:大人700円 小学生400円
泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
すずらんの湯のホームページに 入浴割引券があり、それをプリントアウトして持っていくと100円引きで入浴できるようです。※2018年7月現在の情報です。ご自身でホームページをご確認の上ご利用をお願いします。
すずらんの湯 露天風呂はかけ流し
すずらんの湯は、内湯は循環、露天風呂はかけ流しとなっています。
露天風呂は湖畔にほど近いこともあり、屋根・低い柵があり「開放的な露天」というわけにはいきませんが、露天風呂はお湯がとっても柔らかく、肌がすべすべになりましたよ。
外の風にあたりながら、温泉につかって足をもんでいました……
観光地なので、土日の夕方頃ですと混みあうかもしれませんが、平日の4時ころはほとんど独り占めでした。
夏、山のシーズンは始まったばかり
汗も流してさっぱり。次はどこの山に行こうかなぁ……と話ながら、松本まで帰ってきました。
冬はスノボですが、夏は夏でやりたい事がいっぱいあって楽しみで仕方がないです。
これから、長野県の登山の記録も載せていこうと思っています。
関連記事と広告