先日、松本に引越しをしてきてちょうど2年が経ちました。
だいぶ久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、ちゃんと松本で生きてます。
1年前に書いた「松本に移住して1年「暮らしの時間割り」が大きく変えられた」の時と比べると、ありがたいことにたくさんの出会いがあり、お誘いいただいて色んな方と遊んでいました。
1年目に、友達ができない…とちょっと沈んでいた時とはだいぶ変わりましたね。
そのおかげで、1年目よりもさらに日々楽しく暮らしています。
私達夫婦は多分結構のんびり屋なんですけど、それでも何とかなっている。
やってみたいと思っていた畑もようやく、先月からチャレンジ開始したばかりです。
もし、移住を考えている方や移住したばかりの方が読んでいてくださっていたら、今一番お伝えしたいのは
焦らなくていい、ということです。
移住2年目に変化したこと
在宅勤務で働き始める
松本に引越してちょうど1年経った去年の5月から、縁あってある会社で在宅勤務という形にて働き始めました。
フルリモートですが、会社員なので基本は平日9時~18時まで勤務です。
ほぼ1年無職だったし、最初からフルリモートワークで最初は慣れないことも多く、ちょっと大変でしたが、1年勤務してようやく慣れてきました。
いや、ほんと1年経ってようやく…という感じです。
慣れるまで大変ではありましたが、こういった会社があること自体、自分が好きな場所に住みたいと思ったときの選択肢が増えるので、
人によって向き不向きはあるとは思いますが「本当にありがたいことだな」と思っています。
多分3年前だと、なかなかなかったのでは……
変わらず休みの日には、キャンプに、ちょっと山登り、暖冬で苦しみましたがスノボに…と満喫していました。
こちらは、初北アルプス登山した燕岳
在宅だとほぼ1日家から出ない日もあり、休みの日は外で過ごせることが本当に気持ちがいいし、自分にとっては必要不可欠です。
今は、コロナウィルスの影響でそれが難しくちょっとしんどいですね…
このブログを読んで連絡をくれた方が松本に移住、仲間が増えた
去年の冬頃から、このブログを読んで、お問い合わせやSNS等で、松本への移住を考えてる人から連絡を頂くことがポツポツ出てきました。
連絡いただいた方たちは、何がしたくて(みんな山だけど)松本に来るのか、仕事とか生活に関してもすでに現実的に着実に動いてる人が多くて。
去年~今年にかけて連絡くれた何組かが、実際に移住して松本に。
勝手に仲間が増えたみたいで、嬉しく思っている自分がいました。
松本に来てから知り合った方達と飲み会、キャンプや山歩きに行けたこと
この1年は、プライベートで人と遊ぶことがとっても多く、楽しかったです。これがなかったら、充実度はかなり変わっていたと思います。
移住の先輩と、松本で何度か飲みに行ったり、味噌づくりに参加したり…
そら屋主催のListのリノベーション作業で仲良くなったみんなと、飲み会やキャンプ、スノボに行ったり…
ブログを通して連絡くれたみんなと、飲み会やキャンプ、山歩きに行ったり…
今日は、山好きの仲間達とスノーシュー!の予定を、雪不足で変更して…
大町の鷹狩山へ!
その後はずっと行きたかった北アルプスブルワリー・ヒマラヤンシェルパとハシゴ。
たまには電車で遊びに行くのも良いよねぇ、やっぱり。
(5ヶ月ぶり位の)電車に揺られて帰るのも、幸せ〜。
やっぱり大町楽しい pic.twitter.com/uWHPXAId4I— なかほし@松本移住 (@pe_nappe) February 15, 2020
皆さん登山好きだから、きっと話合うだろうな!と思って紹介したら、その紹介した人達同士が「一緒に釣りに行く」って言ってたのが嬉しかったです。(登山じゃなかったw)
感想が完全にお節介仲介者おばさんですね。
Twitterで、焚火の楽しさに目覚めたことをつぶやいたら、ヤミツキマツモト コムさん主催の焚火会にお誘い頂き、焚火(アウトドア)好きの皆さんと焚火とを囲み、楽しくお酒を呑むことができました。
お酒を飲む機会が多いのは……どうしても、そういう性分で……ご了承ください。
移住をして、興味関心のあることの発信をしているからこそ、同じ考えや趣味を持った方たちと会うことができた、とも言えることがほとんどだと思います。
以前にも書いていますが、人との出会いのきっかけにはなるので、無理のない範囲でSNSを使うことは、やっぱりお勧めします。
市民農園にチャレンジ
移住前からずっとやってみたかったのに、申し込み期間を逃したりしてできていなかった畑作業。
今年抽選に当たり、4月からようやくスタート出来ました。
結果的には、今年スタート位でちょうど良かったかな、とは思っています。
新しいことは、試行錯誤だし畑は春~夏が忙しいですしね。
暮らしの変化で感じている小さなこと
テレビの情報は、首都圏中心すぎたことに今さら気が付いた
以前から、薄々気が付いてはいましたが、テレビってまるで首都圏が日本の大部分みたいな報道なのですね。山手線が遅延してるとか全国ニュースで必要ないよね…とは思ってましたが
コロナウィルスの報道で強く感じたんですが、東京の感染者数が多くなればなるほど、長野県の状況がテレビからでは、拾いにくく感じました。
もちろん、地方ニュースに切り替われば長野県の情報もあるんです。
でも首都圏のニュースより時間は限られているし、首都圏ニュースの時間が長いから長野県も同じ状況のように感じてくる。(今回は良くも悪くも)
自分の身近な地域の情報は、受け身になりやすいテレビではなく、自ら情報を取りにいかないといけないのだな、と少々考えさせられました。
新聞はとっていない我が家ではありますが、こういったとき地方新聞の大事さも痛感。
もちろんネットでの情報収集もありますが、最初はどの情報が正しいのかさえ分かりにくかったりするので、どこから情報を取ってくるのか取捨選択が難しく感じました。
生活スタイルの変化で、必要なモノが変化した
生活スタイルの変化で、この2年で使わなくなったものが出てきました。
電車+徒歩で移動することが多かった生活から、電車に乗らないで車か自転車で移動する生活に変化したことと、通勤がなくなってしまったことから、
ほとんど使わなくなってしまった、コートとヒールの靴。
車や自転車だとコートってシワになってしまうし、車は暖房が効いてくれば暖かいので本当に着る機会が減ってしまいました…
これは移住は関係ないかもしれませんが、通勤がなくなるとヒールの靴も履く機会がほぼなくなりました。
自転車で街中に出ることも多いので、ヒールの革靴だとちょっと…てことも多く、断然(もともと多かったけど)カジュアルウエアにスニーカー。
ただ、革靴は好きで(セミオーダーとかで作ったものもあり)買ってたので、なかなか「捨てる」までは思いきれないまま、今に至っています。
逆に必要だと痛感するのは、冬に出歩く時の暖かい靴・自転車に乗る時の防寒小物(手袋・耳当て・暖かい帽子)など…
やっぱり信州の冬は寒い…特に靴・手袋など末端はしんしんと冷えてくるので、機能がしっかりしたものが必要だと痛感しています。
信州の豊富な食べ物には飽きない
1年前にも同じようなことを書いているのですが、信州の豊富な食べ物にはまだまだ飽きません。
季節ごとに変わる食材・その土地ごとのおいしいお酒やお料理。
去年迷ってるうちに売り場から姿を消して食べられなかった、わさびの花。
今日初めて食べられました。
お浸し、大人の味〜。ちょっとツーンとわさびの辛さ。
お酒とも合いそうな、季節の味でした!
砂糖(とお湯)をかけてひと晩置くという「え、いいの?」という作り方。
また食べよう。#移住2年目 pic.twitter.com/WcJqLyCQfY— なかほし@松本移住 (@pe_nappe) March 9, 2020
今はまた、春の山菜が楽しくて、直売所に行くことが楽しいです。
山菜採りも、いつかやってみたいことの1つですね。
移住してやりたいことはたくさんあるかもしれないけど、焦らない
移住するのって、とにかく心身ともに大きな変化だと思うのです。
住まいが変わる、環境も変わる、仕事も変わる、人間関係も変わる……
最初は新生活への期待と楽しい気持ちで、ハイテンションですがそれはずっとは続かないわけで……
だから、1年目はとにかくそこでの暮らしに慣れることが一番大事だと考えています。
やりたいことは、いくつもあると思います。
でも、どこかで紹介されている移住のモデルケースになっているような、最初からすごい人と比べる必要はないです。
「○○〇やりたかったのに、できてないなぁ」なんて考えず、健康にそして楽しく暮らせていれば十分。
そして2年目以降は、ちょっとずつ日々の暮らしに上乗せしてやりたかったこと、チャレンジすることを増やしていければ最高だと思います。
それから、思いがけない人との出会いで他にもやってみたいことや、楽しいことが見つかるかもしれません。
私もコロナウイルスが落ち着いたら、行きたいところ・やりたいこと・お会いしてみたい人がいるので、松本暮らし3年目も楽しくなりそうだな、とニヤニヤしています。
ゆるゆるいきましょう~♪
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