移住してから1年、これまでとこれからの仕事のについて

松本での仕事始め 梅の花
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5月から私も、新しいお仕事を始めることになりました。

人事・総務・経理などを代行する会社で、リモートワーク(在宅勤務)という働き方でお客様とのやり取り・頂いたお仕事の管理が業務内容です。

 

移住したいけど、仕事をどうするかというのは、自分たちのような現役世代にとってはまず一番に考えなくてはいけないこと。

 

移住するときに選択肢となる働き方やお仕事の探し方は、色々な方がブログ等でまとめてくださっていて、参考にさせてもらっていました。

“島根移住ブログ”の「【田舎暮らしが出来る仕事13選】地方移住者におすすめの職業はコレ!」移住を考えている方は一度読んでみてください。おすすめです。

また“Parallel Road”「パラレルキャリア向けの求人サイト・仕事を探せる方法まとめ『15選』」も、移住する人にも役立ちそうな様々なサービスが紹介がされていて参考になります。

移住相談に行った私たちが教えてもらった、移住者向けエージェントや長野県の転職情報サイトの情報はゆるゆる移住記の過去の記事「長野県松本に引っ越しが決定」にまとめてあります。

 

この記事では、お仕事探しや職業の情報紹介ではなく、私が1年何をしていたのか・どう考えたのかを記録します。

私はその人がどうしてそのお仕事をしているのか・きっかけ・その前に何をしていたのか、かなり興味があります。よくそういった記事や本も読んでいます。

社会に出て働き始めてからしばらく経つのに、モヤモヤして悩んで、結構恥ずかしいのですが、どなたかの参考になればいいな、と思って書きました。

もし興味があれば、読み進めてみてください。

興味があることの勉強を始める

ちょうど1年前、夫であるayuさんの信州での就職が決まり、松本に引越しを決めましたが、私は前職を辞めて何も決めないまま、こちらに来ました。

参考長野県松本に引っ越しが決定 ~転職活動・仕事の話とこれから~

住まいも環境も暮らしも仕事も交友関係も、全て変化するし、おそらくお互いに心身ともにストレスがかかるし、最初のうちは特にどちらかが時間的・精神的に余裕がある方がいいとも思っていました。

それから松本でどんなお仕事が必要とされていて、自分に何が出来るのか、見えていないこともありました。

 

新しくチャレンジしてみたこと

 

夏の間はこのブログを書きながら、新しい暮らしがいちいち新鮮で楽しくて、ふわふわしていたのですが、秋の足音が聞こえてくる頃、のんびりする時間にも飽きてきて、少し焦りだすと同時に新しいことにチャレンジしてみました。

WEBマガジンのライティング

このブログを書いていたことがきっかけで、松本のWEBマガジンRingosで記事を書かせてもらいました。

自分の好きなお店を紹介する企画を考えるのが、一番おもしろいところだと感じました。

 

テレワーク長野の講座に参加

移住後のお仕事探しのパソコン

また、少し興味があったこともあり、たまたまみつけた長野県の事業「テレワーク長野」の講座に参加してみました。

講座の目的は、クラウドソーシングなどを活用してフリーランスで働けるスキル(ライティング・コーディング・プログラミングなど)身に付けましょう、というもの。

 

講座の内容としては、わざわざ行かなくても自分で勉強できるのでは……と感じるものでしたが「もっとやってみよう」と思うきっかけになったことは確かです。

講座の最中~終わった後も、ネットや書籍で勉強して、目に見えてモノが出来てくると楽しかったです。

前職のパタンナー(洋服の型紙や設計図をつくる)というお仕事の流れとちょっと似ていて、物事を構築していく過程はやっぱり楽しいし、初めて意図していたモノができあがると嬉しいですね。ウキウキします。

 

勉強する中で気が付いたこと

ただ、勉強をしていく中で2つ気づいたことがありました。

 

1つめは、業務委託で基本的に1人、依頼されたことを黙々とお仕事する割合が多いことへの、自分の適性が低めであることをここで思い出し「あ、違うかも」と思いました。

これは、パタンナーを辞めた後に(ごく短期間ではありますが)洋服のお直しの仕事をしている時に気付いたことでもあります。

他の方(仕事仲間やお客さんなど)ともあれこれやり取りをして、提案や試行錯誤しながらお仕事をすることが私の中では結構重要なことなのです。

もしかしたら、制作会社などに就職すればまた違うのかもしれません。ですが、東京ほど会社は多くはありません。

 

2つめが結構重要で「では依頼された仕事ではなくて自分で作りたい・関わりたい何か(モノやサービス)などがあるか」といえば全然思いつかなかったんです。今のところ、ですが。

自分で作りたい・関わりたい何かが見えていれば、それを目標に全てそのお仕事でなくても、続けていけると思います。でも、それがないとなると続けられないだろうな、と思いました。

 

仕事もしていないので、私の認識が間違っている可能性は大いにありますし、そうじゃない方法・働き方もあるのかもしれませんが……

 

ただ、今回の勉強が楽しかったのは事実で、このブログに活かせることも分かっているので今後も勉強は続けていこうと思っています。

 

何が強みなのか、今大事にしたい事は何かをもう一度棚卸し

働くことに関する本

さて、これで振り出しに戻り、季節は冬。

寒くて体も動かなくなるし、気分も落ち込みがちに…夏よりも外に出歩く頻度は減っていたように思います。そろそろ、目に見えて私のお金も減ってきた……

この頃は、お仕事に関しての本を読んだり、ネットの記事を読んだりモヤモヤしていました。

 

松本で暮らすうちに、何か自分が役に立てそうで価値を提供できることが見つかるのでは……とふわっと甘い考えでいましたが、一向に出てきませんでした。

それじゃあ改めて、「自分の特性や強み」「今大事にしたいこと」「少しでも興味のあること」を棚卸しをしてみました。

その結果、まずは「松本で」にこだわらずに棚卸したことを念頭にお仕事を探しました。

何者かになれなくても

去年、同じ日に信州移住をしてきた宮田村ののり氏さんがTwitterでつぶやいていました。

もっと掘り下げてブログの方で記事を書いてくださっています。

詳しくは「移住したら「何者」かにならなきゃって焦る必要は全くないの」へ。

このTwitterをみて、もしかしたら私も少しそんな風にどこかで考えていたのかも……と自覚しました。

 

また、三宅朝子さん(@asaco0713)が書いていた「どんな仕事」をするかより、「どう仕事」をするか。という記事も心が軽くなりました。

たぶん、ただ「職業名」が欲しかっただけ。誰にでも胸を張っていられる「何者」かになりたかったのだと、いまは思う。

 

暮らしに関わる仕事を、今後も探していきたい

自分の強みや大事なことを棚卸して探すうちに見つけたお仕事は、パソコン一つでできる仕事です。とっても効率的で新しい働き方で、それに対するワクワク感もあります。

ただ、目の前には人も物もない(もちろんお仕事の先には必ず人はいるのだけれど)・体よりも頭を使うというお仕事なので、こればかりしていると「バランスが悪くなりそうだな」という予感もしています。

 

私は、今まで衣食住・暮らしに関わる仕事をしてきました。頭も使うけれど自分の感覚を使ったり、自分の暮らし・実感に近いことが多い仕事でした。

私はこれもやっぱり好きなんですよね。だから、今後も何かしらやりたい。

このブログももちろんその1つですが、もう1歩広げられたらいいなぁと(またフワフワなんですが)思っています。

 

幸いにも、5月から働き始める会社は複業OKなので、今後も懲りずに探していきたいと思います。

う~ん、まだまだモヤモヤしながら進みます……!

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