周りに自分の変化を伝えるタイミング

コーヒータイム
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転職や退職、引っ越しや移住など、周囲の人に「自分の環境を変えようと思ってる」って伝えるタイミングって結構難しいですよね。

よく「周囲がどうとか関係ないでしょ」ともいわれますが、大多数の人は最初に一番近しい人に自分が環境を変えようと思っていること、特にその人にも日々の生活に大きく影響を与えてしまう家族・恋人なんかだとなかなか最初に言い出すタイミングがつかめない。

モニョモニョしている間に時間だけ経っていく……よくある。

 

これに関してまだまだはっきりとは結論付けられないですが、今私が実感していることを書いておこうと思います。

普段からできる事

自分から選択して環境を変えるタイミングは何度もあるけど、今回の移住に関しては周りの人にじわじわと伝えて、そしてあまり驚かれずにすんなりと聞いてもらえているなぁと思います。

その要因は何だろうとしばらく考えていたんですが、現段階で出てきたのは

突然切り出すのではなく、自分が興味を持ったタイミングや、ちょっと自分のアンテナが立ったタイミングで近しい人にはすぐ伝えるということ。プロセスを共有していくこと。

 

家族に、突然「引っ越したい」とか「転職したい・仕事辞めたい」とか「移住したい」とか結構大きなことを伝えられたら、「ふーん」という反応にはならにはずです。

成人している親子同士ならそれでもいいですが、夫婦や恋人なんかだと高確率で

「え!?いきなり何?」ってなりますよね。

突然、結論だけ持ってこられても相手は驚き、その理由を話したとしてもほとんど聞こえてないなんてこともあったり。

というか、その話をしている時点でかなり熟考して話しているから「もう決定!」といわれているように感じて、意見を求められてもすぐには反応できない事も多いです。特に自分の考えてもみなかったことに関しては。

近しい人との対話ほど感情的になりやすいし、びっくりすると反射的に否定的な言葉が出ることもある…

 

これ、私が高校生の時の進学に関して父とこうなったんです。まぁ、高校生の私が当時上に書いたことを知っていたとしても、父親に対して話せていたとは思えませんが。

私が洋服を作る仕事をするために専門学校に行きたいのだと話したら、大学進学することが当たり前だと思っていた父はびっくりしたかもしれないし、理解もできなかったんでしょう。

(今になってみれば)わざと試したのかもしれませんが、対話ではなく怒られているような感じになり、私も悔しいから泣きながら反論…という展開に。

 

結果的には、後日母が間に入り後押ししてくれたこともあって専門学校に進学しました。

母は普段から私の話の中に、その結論になった理由が理解できる話や行動を覚えていてくれたのだと思います。子供の進学に関しては最終的には子供が決める事ですから、当然の結果なのですが…

どうしてそういう結論になったのか、早い段階から話せていればもう少し冷静に話が出来たのに、とは思っています。

 

こうならないように普段の生活の中で、あれが好き、これが気になる、本を読んで驚いたことや参考になったこと、反対にこれが嫌・やりたくない、ってことをお互い共有しておくことが普段からできることの第一段階だと思います。

別にこの時点では自分だって大きな変化になるかならないかは、わからないしそれでいい。

でも、話すことでお互いに興味を持っていることを共有出来て、早い段階で冗談交じりに軽い感じで(ここがポイント)反対意見を言えたり、もちろん同意することもできたりするんですよね。現実味がないから、逆に言いたい事が言えるというか。

 

そういう話が出来たら、お互いに意識の下でそのことに関して情報集めたり関心を持ったりするようになるので、突然「~したいと思ってるんだ!」って言われるよりはまだ、冷静に反応できます。

「しばらくその話してなかったけど、ずっと考えてたんか!」というような感じで。そうしたら、賛成にしろ反対にしろスタートの段階でどうしてそう考えているのかを、なんとな~くある程度共有出来ているはずなので感情的にならない会話ができるはず。

 

移住に関して私の場合はayuさんにも、自分の両親にもこの興味を持った段階でペラペラと話していました。

 

情報集めに巻き込む

さらにできたらもっといいのは、本格的に決定する前にしている、情報集めに巻き込むことです。必ず「~するぞ」と決める前に何か行動を起こしているはずなんですよね。

本を読むのか、ブログやサイトを見ているのか、誰かの話を聞きに行くのか、それに巻き込む。「面白かったから読んでみて」とか「ちょっと気になるから行ってみよう」でいいと思うんです。

もし反対されていても興味を持ってくれるかもしれないし、自分が気付かなかったメリットデメリットに気付いてくれるかもしれないです。

 

今回の移住に関しても、移住の話は少しづつしつつ、まだ何も決まってないけどayuさんと有楽町のふるさと回帰センターに取り合えず行ってみました。

参考記事→移住に興味があるならふるさと回帰センターはおすすめ

 

その場では、ほとんど何も具体的にはなりませんでしたが情報共有できました。それが一昨年だったと思います。

 

じゃあ実際動き出したきっかけは何だったのか、と言うと…ayuさんの仕事の店舗移動の話をきっかけにお互いの仕事の先を考えたら、このタイミングじゃないか!って盛り上がったことです。

パートナーとプロセスを共有する

一番大事な人には自分の小さな興味や変化や気付きを、ゆるりと軽くでいいから伝える努力をする。論理的な人には、「で?」とか言われそうですが、「いいなと思ったんだ。知っといて」って事にしましょう。

全てではなくてもいいから、プロセスを共有する努力をする。

 

一緒に暮らす大切な人とは、協力し合って暮らしていきたいですからね。そのために、私が今考えるちょっと気付いた大事なことです。

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