松本のお土産として非常に有名なお菓子屋さんの“開運堂”。
松本の市街地だけでも3店舗ありますが、今回は喫茶とお茶席のある「開運堂 松風庵」に行ってきました。
中庭をゆっくりと眺めながらお茶を楽しめる、静かな大人の空間です。雨の日や季節を変えていきたい場所になりました。
開運堂 松風庵について
開運堂100周年の記念に、和菓子の理想的環境の提案の一つとして建てられた、お茶席と和菓子のお店です。
数寄屋造りの茶室を木の間に臨み、晴れた日にはほのぼのと、雨の日は軒の雫に心を静め、風の日は揺らめく梢にもの思い、雪の日にはすがすがしく、季節を演ずる手作り和菓子と一服のお茶、雑踏と騒音を逃れて心やすらぐ一時を。
開運堂ホームページより引用
開運堂 松風庵の店内
松風庵の特徴は、なんといっても店内の雰囲気です。
細かいですが、ひとつひとつ。
松風庵の中庭
大きな窓があり、中庭を眺めながら和菓子とお茶を頂くことができます。
7月に来店したこの写真は、青々としていますが紅葉の時期も楽しめそうな中庭。
そしてこんどはぜひとも、雨に日にこの中庭を見てみたくなりました。濡れた葉っぱや音など雰囲気がどう変わるのか知りたいです。
松風庵の家具
そして、北欧家具が好きな私たち夫婦が楽しみにしていたものの一つが、ハンス・J・ウェグナーのチャイニーズチェアに座れること。
北欧家具の巨匠ハンス・J・ウェグナーの核となった作品が、チャイニーズチェアです。
チャイニーズチェアがなければ、日本でも人気の“Yチェア”や“ザ・チェア”は生まれなかったともいわれているようです。
そんなチャイニーズチェアに座って、お茶を楽しめるなんてなかなかない事ですよ。
松風庵の音
松風庵の音(BGM)はないです。
松風庵には大きな時計があり、それが15分ごとになるんです。
けして、嫌な音ではなくいい音でなるんですね。
もしかしたら、シン……と音がない空間が嫌いな方もいるかもしれません。ご注意ください。
開運堂 松風庵で頂いたお菓子
店内の写真が基本NGだったため、お菓子の写真は撮りませんでした。
※中庭の向きの写真は、許可を頂き撮影しました
私は「水羊かんと冷やし抹茶」を頼みました。羊かんは小豆水羊かんと抹茶水羊かんが一切れずつと、氷の入った抹茶。
暑い時期にはさっぱりしていて、冷やし抹茶はいいですね。
抹茶水羊かんは甘さ控えめでつるっと頂きました。小豆水羊かんはしっかりと甘く、抹茶とぴったり。
ayuさんは「おしるこフロート」を頼んでいました。
いやぁ、これが「甘いのなんのって!」てなりながらも、おいしいんです。
甘いおしるこに、しっかり濃厚なアイスが入っているので、暑い夏の糖分補給におすすめです。
一緒についている麦茶にも癒されてました。
メニューには、抹茶と生菓子のセットもありました。今度は、生菓子も頂きたいですね。
ただし、コーヒーや紅茶のメニューはありませんのでご注意ください。
開運堂松風庵は気持ちが落ち着く空間
松風庵は、店舗情報のところにも書きますが「お子様の入店はお断りしております」と書かれていました。
店内の写真等も基本的にはNGのようです。もちろん、携帯電話の通話や音も。
静かに、心を落ち着けたいときに行ってみてください。
私は今度は本を持って、雨の日に行ってみたいと思っています。
たくさんの人におすすめするようなお店ではなく「好きな人は好き」なお店です。静けさが好きな人は、ぜひ。
開運堂 松風庵の店舗情報(営業時間・駐車場など)
住所:長野県松本市開智2-3-30
電話 :0263-32-1985
営業時間 :10:00~17:00(お茶席は16:30)
定休日 : 毎週火曜日(祝日は翌日代休)
※駐車場有
開運堂ホームページ→店舗情報
▼松本での飲み食い活動も日々更新しています。
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