源智の井戸の向かい側、瑞松寺(瑞松寺)の敷地の一角にある「半杓亭」。
落ち着いた店内で、ちょっと穴場なお店なのか「まるも」(もっと詳しく珈琲まるもで松本民芸家具をゆっくりと味わう)よりも静かです。
松本さんぽや湧水めぐりの休憩にぴったりの喫茶店ですよ。
松本民芸家具で揃えられた店内は落ち着いた雰囲気
半杓亭の家具は松本民芸家具で揃えられており、とても落ち着いた雰囲気。
カウンター奥にはカップが多数並べてあり、好きなものを選んでドリンクを入れてくれます。
テーブル席とカウンター席、どちらもゆったり配置されていて嬉しい。
半杓亭の店名の由来も、素敵なのです。
永平寺の道元禅師が、谷川で柄杓に汲んだ水を使われた後、杓の底に残った水を無雑作に捨てることをせず、きちんと元の谷川に戻され、その半杓の水によって下流に住む人々が潤ったという、他を想う気持ちを大切にした教えがあります。 半杓亭では、道元禅師の”半杓”の教えのように、皆様の想いを大切にこのようなお店の名前を付けました。
半杓亭ホームページより引用
お店の奥には小さな図書館「おおいど文庫」も
店内奥には、小さな図書館「おおいど文庫」があります。蔵書は2000冊、店内での閲覧の他、貸し出しもできるようですよ。
半杓亭のメニュー
半杓亭のメニューは、コーヒーや紅茶、たんぽぽコーヒーや季節のドリンクなどと、おやつが3~4種類。
おやつの半分はマクロビオティックの考え方に基づいたレシピで作っているとのこと。
トーストなどお食事メニューはありませんので、ご注意ください。
この日は桜が見頃になってきたタイミングでしたので、桜と日本酒のケーキと炭火珈琲をお願いしました。
カウンター奥に並べられているずらりと並んだカップから好きなものを選ぶことができます。
私が選んだのはこの渋いカップ。
珈琲を濃い色のカップで飲むのが結構好きなんですよね……
珈琲は深煎りの酸味が少なめ、喫茶店の味です。おいしかった。
桜のケーキは、上に桜の花も。春らしいケーキです。
しっとりしていて、甘さ控えめ。ほんのり桜の葉っぱの香りがしました。
今回桜のケーキと迷ったチーズケーキも気になります。
1人でじっくり本を読んだり、考え事をしたいときにぴったり
とっても静かな店内。おいしい珈琲をお供に、本を読んだりちょっと考え事をしたり……
とても居心地がよくて、ついつい長居をしてしまいました。
ちょっと穴場なお店を見つけた気分で嬉しい。(お店が静かすぎるのは、ちょっと心配ですが)
チーズケーキも気になるし、また近々お邪魔しようと思います。
半杓亭の店舗情報(営業時間・定休日・駐車場など)
住所:長野県松本市中央3丁目7−12 ※瑞松寺の敷地内です
電話 :0263-33‐6187
営業時間 :11:00~19:00
定休日 :木曜日と第1・3水曜日
お店のホームページ:半杓亭
※駐車場あり
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