移住先を探す旅、先日の長野市・上田市に引き続き、今回は安曇野市・松本市に行ってきました。
長野市や上田市とは違って、何度か来たことがある安曇野と松本。でも、観光目線でなく“住む”を前提にしていると、やっぱりみえるところは違うと実感しました。
さらに、これは私だけかもしれませんが、地図とその地域の特徴を頭にインプットできるという感じがしました。(今までは人に任せっきりにしていた、ともいうのですが……)
ということで、今回は安曇野編です。
先日は、親の車を借りていきましたが今回はなんと、父が偶然にも同じ日に車で長野県の茅野に行くということで便乗させてもらいました。
両親に早いうちから自分たちがやろうとしていることを説明し、幸運にも理解をしてくれていると何かと協力してもらえるので、本当にありがたいことだと思います。
私の両親は結構面白がっている感じです。
周りに自分の変化を伝えるタイミング
関東からだと、降ろしてもらった松本は茅野を通り越してしまうのですが…ここはお言葉に甘えまして…
まずはレンタカーを松本駅前で借りて、安曇野へ向かいます。
安曇野市役所、奇麗すぎないですか?
松本の駅から、安曇野市は本当にすぐ。車を走らせれば15分くらいで安曇野市に入ります。
近いとは聞いていましたが、本当に近い。
まずは、恒例の市役所へ。
むむ。建物奇麗すぎますね。壁や天井にふんだんに木材が使われていて、入るといい匂い。
今回、市役所でいろいろお話をしてくれたのは安曇野市地域おこし協力隊1号の方。
関西弁でお話しされていましたので、今年1年目か2年目なんでしょうか。
気になるお仕事に関してですが、安曇野市在住で市内で働く人は6割だとか。隣の松本や上田などに通っている方も多いとのことです。
車通勤の方が圧倒的なのでしょうが、松本には電車でも行けるので、後で調べたら朝の通勤時間で1時間に3~4本帰りの時間は1時間に1本…
乗ってしまえば15分で着くようです。今の私たちの生活からだとちょっと考えられないですが、電車で通っている方もいるとのことです。
他にも住宅に関してどのあたりに集合住宅が多いかなどを聞いておきました。
安曇野といえば昔から移住者が多いイメージがありましたが、こうやって街に来るだけでは(当たり前だけれど)どこにいるのかもわからないです。
移住者の方などの話も聞いてみたいと思い、どこかでお会いできないか協力隊の方に聞いてみました。
移住してカフェやゲストハウスをしている方や、ずっと住んでいるけれど色んな人のつなぎ役になっている食堂の方、安曇野市だけでなく松本の方まで幅広く教えてくれました。
地域おこし協力隊や移住相談課の方はこういった情報をまとめて頂けると、すごく助かるのになぁ…とその時感じました。どうなんでしょう。
安曇野の街中を歩いてみました
市役所をでて、まずは徒歩で市役所の周辺を歩いてみました。
わかってはいたのですが、安曇野の中で中心地であろう豊科のあたりでも、平日の真夏の暑い時間帯だったということもあり、車は走っていますが歩いている人がほとんどいない状態でした。
うーん。結構さみしいなぁ。
少し古そうな建物をイベント会場などに使えそうな感じにしてある建物があったり、気になる所はあったのですがとにかく人が少ない。
先ほど市役所で教えていただいた食堂でお昼ご飯を頂きながら、お店の方とお話を。
食堂の方はずっとこちらにいる方なのですが、移住してきた方とのつながりもたくさんあるようで「こんな人もいるよ」との話を何件か聞きました。
安曇野の景色
そのあとは車に乗って、市内を回ってみました。
安曇野市は比較的面積が小さくて、結構すぐにぐるりとまわることができます。
少し中心地から離れると坂を登り穂高の山側から見ると上の写真のように、下に住宅地が見えて畑がひろがる景色が見られます。
こんな感じが私の安曇野のイメージ。空と緑がきれいで奥には高い山 『ザ信州』の景色。
山もお店も近くにある、けれど安曇野の田舎度は長野や上田より少し高めの生活になりますね。
山奥の田舎暮らし!とまではいかなくても、密集度はやはり全然違います。
まとめと安曇野を訪れての感想
安曇野が候補地になった理由は、白馬に行くのに近いから・移住者も多いので地域に溶け込みやすい土壌があるのでは、というものでした。
今回の、観光ではない“住む”目線で改めてみてみると、田舎度という点で私たちには少しハードルが高いなぁ…というのが、まず大きな感想です。
現在の生活との間にギャップがありすぎるかなぁ、と感じました。将来、田舎度を上げて生活したいと考えるようになるとまた選択肢に入ってくるのかもしれません。
田舎レベルと、今検討している移住先の話
安曇野には何度か行っていますが、実際に観光ではなく“住む”目線で見ることの大切さを強く感じました。
次回は、住む目線で訪れた長野県~松本編~です。
移住したいと考えている方へ 移住までの流れ
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