松本といえば「お城」ですが、松本は民芸とクラフトが色んな所で見ることが出来る・使われている民芸のまちなんですよ。
ただ、民芸品が見られる・味わうことができる所は街のあちこちにありすぎて、場所やバスなどの交通機関を調べるのも大変です。
そこで今回は、自分の友達が来たら案内したい「民芸品を味わう観光コース」を交通機関も含めて考えてみましたので、ご紹介します。
民芸品を味わう観光おすすめコース
早速コースのご紹介です。今回は松本駅をスタートするとして、珈琲まるもをゴールとするコースを作ってみました。
コースのルートはこんな感じです。
松本駅
↓バス
松本民芸館 松本民芸コースには欠かせない場所。ちきりや工芸店の丸山氏が創館
↓バス
A 松本城・市役所前バス停
(松本城) 松本城に行くなら、バス停からすぐ
B 八十六温館 松本民芸家具はじめ民芸品のあるホテルの喫茶室でお昼休憩
↓徒歩
C ちきりや工芸店 民芸館をつくった丸山太郎氏の営んでいたお店
↓徒歩
D 松本民芸家具ショールーム 松本民芸家具と世界の民芸品を見ることができる
↓徒歩
E 珈琲まるも 松本民芸家具・民芸品を楽しめるまるも旅館の喫茶店で休憩
地図にも徒歩のコース(AからEの順)を載せていますので、拡大して見てみてください。
それではコースの詳細です。
松本駅 路線バス
まずは、松本駅から松本民芸館に向かいます。民芸館まではかなり距離があるので、バスorタクシーで向かいましょう。
松本駅のお城口(東口)から出て、駅から見たら右側に見えるアルピコターミナルビルの1階に、路線バスの主要なバスターミナルがあります。(わかりづらいですよね……私も調べるまで知りませんでした)
近づくとこんな看板があります。
民芸館に行く「美ケ原温泉線」は3番乗り場の「松本城経由浅間温泉行き」に乗ります。
大体30分に1本くらいバスが出ています。
駅を出て15分ほど、「松本民芸館」バス停で下車。運賃は300円です。
松本民芸館
バス停からは歩いてすぐ、通りから入った静かな場所にあります。
時間をたっぷりめに(1時間半くらい)とって、ゆっくり楽しむのがおすすめです。
民芸館からは再度バスに乗って、松本城方面を目指します。
「松本民芸館」バス停から、行きと同じ美ケ原温泉線の松本駅行きに乗り「松本城・市役所前」で下車。
乗車時間は10分ほどです。
松本城
松本城の観光をする場合は、バス停を降りてすぐですので、ここで行ってみるといいと思います。
お城の中に入るのも良し、外から写真を撮るのもいいと思います。
八十六温館
松本民芸家具のある落ち着いた空間で、お昼休憩ができます。
お蕎麦は昨日食べた、という場合にはおすすめです。
八十六温館を出たら、歩いて今度は中町のちきりや工芸店に向かいましょう。
ちきりや工芸店
松本民芸館を創館した、丸山太郎氏が営んでいたお店。
現在は娘さんがやってらっしゃるようです。
店内には普段使いにできる、国内外の工芸品の数々が並んでいます。
雑貨が多いので、お土産を探すのにもおすすめです。
私が気になったのは、ラオスの織布。大きめのサイズで、ソファにかけたいなぁ……と思いました。お値段が少し張るので、ちょっと考え中です。
お土産を選んだら、次は松本民芸家具を見に行きましょう。
松本民芸家具ショールーム
松本民芸家具のショールームには、家具だけでなくて国内外の民芸品(雑貨)の販売もありますので、気軽に入ってみましょう。
奥に広い店内は、1階が民芸品と家具、2階は家具の展示がされていました。
先日初めて行ってみて、松本民芸家具といっても色んな雰囲気のものがあるのだ、と感じました。
重厚感のあるどっしりとしたものから、細い線のデザインのものまで……
ここでも、私が気になったは世界のタペストリーや、テーブルセンターになりそうな織物などの布。
ラオス・インド・エクアドルのものが気になりました。ちょっととぼけた木彫りの置物もなんかもありましたよ。
また、私は今回初めて知ったのですが染色家の柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんの作品も置いてありました。
図柄がかわいくて、かなり気になります。
帰って調べてみたところ、高校時代を松本で過ごした柚木さんの作品は、松本の様々なところで観ることができるようです。
先ほどの、ちきりや工芸店・開運堂のお菓子の包装紙など……
今度、この柚木さんの作品巡りもしてみたいと思っています。
中町
ちきりや工芸店と松本民芸家具のショールームのある中町には、他にもクラフト作品を扱うお店が並んでいます。
このほかにも、いろんな楽しいお店があるので、ぶらぶらお散歩を楽しんでみてください。
お散歩に疲れてきたら、休憩しましょう。
珈琲まるも
珈琲まるもは、松本民芸家具・民芸品を楽しめる観光客にも、地元の人にも大人気の喫茶店です。
ここがこの「民芸品を味わうおすすめコース」のゴールです。
松本の民芸品もぜひ味わってみて
松本と言えば、松本城ですがそれだけじゃなく、民芸品もおもしろいんです。
私も、また新しく民芸品スポットが見つかったら、こちらに追記していきます。
松本城だけじゃない、民芸品の楽しさをぜひ味わってみてくださいね。
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