移住に必要なお金ってどのくらいかかるんだろう、って漠然と不安ですよね。
私も最終的に場所が決まるまでは、ぼんやりとしか考えていませんでした。
結論からいうと「基本的には普通の引越しと変わらない」ということです。
ただし、家や車の購入がない場合なのですが……
さっそく、私たちが新しい生活を始めるまでと、移住先での生活に必要な費用はどんなものがあるのか、書き出してみます。
新居に引っ越すまでにかかる費用項目
まずは以前の住まいから、新居に引越しするまでにかかった費用項目です。
- 新居探しで現地に行く交通費・宿泊費
- 新居の初期費用(賃貸なら敷金礼金仲介手数料・購入なら頭金・手数料など)
- 火災保険
- 引っ越し費用
- 引越し当日の新居までの交通費・宿泊費
- インターネット等、移設工事費用
- 新居での家電・小物の買い足し費用
- ご近所さんへあいさつの品代
- 住民票や印鑑証明など各種書類費用
- 不用品の処理代
かなり細かくあげてみました。いかがでしょうか。近場の引越しとそんなにかわらないですよね。
あえて違うのは、家探しの日と引越し当日の交通費・宿泊費がかかることでしょうか。
宿泊が必要だった理由など、長距離引越しに関してはこちらを参考にしてみてください。
引越し費用は今後の人手不足もあって、金額が上がってしまうことが予想されるので、なるべく引越しの件数が少ない時期に動くことをおすすめします。
移住後の生活費
次は移住後の生活費です。
- 住居の家賃やローン、管理費など
- 光熱費、通信費
- 食費
- 交際費
- 交通費、ガソリン代
- 車の購入代・ローン、車の保険・タイヤなど維持費
- 衣服や生活雑貨・書籍・趣味のものなど その他
- 町内会費・区費など
ポイントとなるのは3つ。
光熱費(プロパンガス)と灯油
見落としがちですが結構変化するのが、光熱費です。
特に都心部では当たり前だった都市ガスはほとんどなく、ガスはプロパンガスに変わる事が多いと思います。そうすると、ガス代が上がることが多いんです。
1,5倍以上にはなるんじゃないかと考えてます。
それから、田舎に行けば行くほど水道代も高くなる傾向があります。設備の維持費を少ない利用者で支えなければならないからです。
また、寒い地域に行く場合は灯油が必要になりますよね。
使用量も使用期間も増えるので、意外とお金がかかります。
車の購入費(ローン)と家を買った場合のローン・車の維持費
この中では当たり前ですが、車と家の購入が必要な場合は大きな金額が動きます。
ただ、どんな家・車を買うのかによって金額が全然違ってくるので、人によって大きく変わってくるところですね。
車の維持費に関しては以前調べてまとめてみましたのでこちらを読んでみてください。
実際、車の維持費っていくらかかるの?
町内会費・区費
もうひとつ、注意点は一番最後の町内会費・区費です。
私たちは今は、払わなくていい場所に住んでいるのですが、月に数百円から年間1万円以上の場所もあるとのことなんです。
町内会費数百円なら負担も大きくないのですが、年間で1万円を超えてくるとびっくりしますよね。今まで払ったことがないのなら、なおさらです。
賃貸住宅の場合は必要ない場所もあるようですが、家探しをしている時に町内会費の記載は結構、見かけました。
その自治体での管理のための費用だということで、田舎に行けば行くほど区費といって徴収されることが多いと、ふるさと回帰センターの担当者から聞きました。
とくに人口の少ない街の場合は区費がある可能性も多いと思いますので、移住を決定する前に自分がびっくりしないためにも、確認をしておくことはお勧めします。
まずは自分の生活にかかる金額を把握する
漠然と「結構金額がかかるんだろうな……」と考えていた時よりは、ちょっと不安は解消されたでしょうか?
引越しまでにかかる一時的な費用は、移住が決まるまでなんとも言えない部分が多いですね。
移住までの準備として、お金の面でできることは「普段の自分の生活費にいくらかかっているのか?」を把握するといいと思います。
移住など動くときはモノもそうですが、生活にかかる費用も減らす方向で把握・見直しておいた方が、精神的に身軽なんです。
大体頭の中で、パパパっと計算ができますからね。
その為にも、まずは生活費の把握と不要なところを削る。すると、いざ「動きたい!」って思ったときの身軽さは格段に違いますよ。
自分の生活費を把握して、身軽に自由になる
私たちはまずは、通信費を見直しました。夫婦で合わせると、結構な金額違ってくるんですよね……
すこしでも、移住を考えている方の参考になれば幸いです。
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