ずっと「見直して検討しないと」と思っていた携帯電話の料金を一昨年、強制的に見直しを迫られました。
見直して1年以上使用して「変えてよかった」と実感しているので今回ご紹介します。
特に携帯や通信関係に詳しいわけでもない私でも、乗り換えから使用までスムーズでした。
以前は夫婦ともどもソフトバンクのお世話になっておりましたが、私のiPhone4(なんと‼)が一昨年の2016年8月に貝になり(電池パックの膨張)始めたことをきっかけに、格安SIMのIIJmioにお世話になることに決めました。
ちなみにこちらが貝になり始めたiPhone4です…丸5年使用です。ぱっかーん
これでも、なんとか電源は入ってましたよー
こうなるまでは機種変更するとめんどくさいし、お金かかるし通信費も上がっちゃうし、でも、iPhone4はすごーく使いづらいし、月々の料金は安くしたいけど格安SIMとか、わからないし「どーしよー!」と思っていたのですが、電池パックの膨張で強制的に変化を促されました。
貝になり始めたな、と思ってから一週間で写真の状態にまで開き、電池が全くもたなくなりました……これはマズイ。
私の職場に携帯周りのことをお仕事にしている専門家がおりまして、早速(というか、電池ももたないし膨張がガンガン進むので正確には緊急に)新しいiPhoneを買うけど、格安SIMで通信費を下げたいことを相談すると、その時お勧めされたのが「IIJmio」でした。
2016年夏の当時はLINEモバイルもなかったし、iPhoneで格安SIM使えるところが少ないイメージがありました。
「アイアイジェイ?聞いたことない。ナニソレ怪しい。」と最初は思ったのですが、どうやら格安SIMの中ではだいぶ老舗、とのことで調べてみることに。
気に入っている所はシンプルでわかりやすいプラン・2年縛りがないことの2点
実際に調べてみて特にいいな、と思ったのは2つでした。
①プランがシンプルですごくわかりやすい
データのみ(インターネットのみ)の回線 or 音声通話(電話番号)も付けるのかを選ぶ
↓
ひと月のインターネットの使用データ通信量(3GB・6GB・12GB)を決める。基本はこれだけです。
携帯電話の番号を使って電話を使用するなら、音声通話付きですね。
他はすべてオプションで、「留守電」や「かけ放題」のオプションなどを基本料金にプラスするだけ。
大手キャリアのプランて基本料金があって、本体代やかけ放題も最初から入っているプランなんだけど、〇〇割〇〇引きとか高い通信費用から割引を組み合わせてこれだけ引きますよ、って仕組みに感じるんです。
1年目は〇〇円でも2年目からは毎月プラス1000円上がりますって、こともあったり…
これってホントわかりづらい。組み合わせられない割引も多いし、何の費用で何の割引なのかパッと見てもわからないんです。そこで考えるのやめたくなる…
一方のIIJは、SIMフリーの本体(アンドロイド端末)も一緒に購入の場合では、「本体の分割代金+月額の通信使用料」で分かりやすいんですよね。
もちろん、本体の一括購入もできます。
②2年縛りがない
「変えたい」と思ったときに違約金or解約料がかかるの本当に嫌ですよね。2年ごとの更新の時期をしっかりチェックしていないと、何年も使用しているのにタイミングを逃したばっかりに、約1万円かかる。
格安SIMだと、「解約金はデータのみだとかからない」ものから「1年経つとその後はかからない」というものがほとんどです。(大手の傘下の会社は2年縛りがあるので注意)
IIJに関して言えば、音声通話機能付きのみ開始から12か月以内に解約の場合はかかります。ただし、利用開始月を0か月として12,000円で毎月1,000円ずつ減っていきます。
13か月目に0円になり、そのあとはいつ解約してもかかりません。
私が選んだiPhone購入方法とプラン
本体に関しては新しいiPhoneを買うなら、SIMフリーの本体を買うのがいいとのこと。
私も当時「SIMって何?」って状態だったのですが、簡単に言えば電話番号や契約内容などの情報が入っている小さなカード。これがないと、携帯電話が使えません。
大手キャリアで買った端末は、その会社のSIMカードしか使えないようにロックしているのです。それが何もロックされていないのが、SIMフリー。
まずは、Apple storeでSIMフリーのiPhone SEを購入することにしました。
中古のスマホを買って使うこともできるのですが、SIMロック解除の問題や端末代金のことなど色々レベルが高すぎるので、やめました。
私自身は、本体がもうダメな状態だったので新しいものを買うしかなかったのですが、本体がまだまだ大丈夫、という場合でdocomoの端末を使っている方はもっと楽です。
docomoの端末を今使っている方は、そのままSIMカードを入れ替えれば乗り換えられる(SIMロック解除は基本必要ないです)ので、端末代金を払い終えていれば月々の使用料がガクッと安くなります。
auとソフトバンクで購入した端末はsimロックの解除が必要です。
※対応機種に関してはIIJmioで確認をお願いします。
プランは音声通話付きの3GBのミニマムスタートプラン。家と会社にはWi-Fiがあるので、私は基本的にこのプランで十分でした。
この、3GBのプランで月々1,600円(税抜)が基本料金です。あとは、使用した分の通話料だけが追加されます。
この通話料は、少々お高めで30秒で20円。ただし、“みおふぉんダイアル”というアプリからかけると30秒10円になります。
でも家族や友人同士なら、今やLINEの無料通話でかけてしまうので、使用頻度はすごく少ないですね。
オプションでかけ放題や留守番電話をつけることもできますよ。
音声通話プランの基本料金は以下の通りです。
- 3GB→1,600円(税抜)
- 6GB→2,220円(税抜)
- 12GB→3,260円(税抜)
SIMの購入・受け取り方法
肝心のSIM、私はすぐに受け取りたかったので(早くしないと、本体の電源が入らなくなって携帯のない日が数日できてしまう…!とヒヤヒヤしていました)即日開通店舗のビックカメラの店頭で申し込んで、30分ほどで受け取り、その日に乗り換えました。
IIJはSIMを店頭で受け付けて、即日開通対応窓口のビックカメラやイオンがあります。
ただ、最近はビックカメラやイオンの店頭申し込みは混雑していて、土日になると結構待つことが多いようです。
お急ぎであれば店頭へ、時間に余裕があったり、更新月の末までに余裕がある場合はネットで申し込んで、配送で受け取る方をおすすめします。
今はSIMが届いて自分で開通センターに電話をすればすぐに使えるし、ホームページには詳細な手順とスケジュールが載っているので、心強いです。
かなり簡単に……ですが、開通の流れは次の通り。※今の電話番号をそのままで乗り換えるナンバーポータビリティの場合
基本の開通手順
- 現在使っている携帯会社からMNP予約番号を取得する
- IIJmioモバイルサービスからSIMの申し込み ・本人確認
- SIMが手元に届いたら、開通センターに電話する
- 携帯の本体にSIMをセット・初期設定(APN設定)
IIJmioの申し込みの仕方 流れと注意点
iPhoneの動作確認や端末含めた料金比較はコチラから↓
IIJに乗り換える場合の注意点
注意点は3点です。
- 料金支払いには名義人のクレジットカードが必要なこと。格安SIMだと多いようですが、何らかの事情や理由があって持っていない方は残念ながら申し込めないんですよね。
- 平日お昼休みの12時~13時過ぎは速度が急に遅くなる。回線が込み合うのだと思いますが、この時間の速度は結構遅いです。他の時間は全然気になりません。
- auで購入したiPhone本体ではテザリングが出来ないこと。(テザリングは、スマートフォンを親機として、パソコンやゲーム機器などをインターネットにつなぐことができる機能)docomoだと大丈夫なようなんですが、auだとダメみたいです。SIMフリー端末はテザリングできます。詳しくはIIJmioモバイルサービスから確認してください。
いつでも自分で変更できる自由さが手に入った
最初は「ナニソレ怪しい」と思ったけれど、SIMに関してほとんど理解していなかった私でも自分一人で乗り換えることが出来ました。
今の方が当時よりも、乗り換え手順や疑問点などすごく細かく案内があるので、それに従えば基本的には大丈夫です。
ソフトバンクのまま機種変更していたら、月々端末込みで8,000円以上になっていたところ
IIJに変更して、月々の使用料・iPhoneSE(64GB)の端末代・ソフトバンクの解約手数料・事務手数料等を全て含めて2年分を合算して24か月で割ると、ひと月の負担が5,000円弱に。
3年目以降は月々の使用料のみで1,600円と消費税です。かなり、安くなりました。
シンプルなプランなので、自分の毎月の使用量に合っているのかの検討もしやすくて、プランの変更や乗り換えの判断も自分でできるようになりました。
自分で考えて、いつでも変更できるという自由さが私にとってはとても心地がいいです。
最初はナニソレって思っていたのに、思ったより簡単で速度も十分だし、ayuさんや妹夫婦にもお勧めして。みんなのりかえてました。
初めて格安SIMに乗り換えたい!けど、知らない業者は怖いし、自分でできるか不安…という方にはIIJmioおすすめです。
公式ページ→IIJmioモバイルサービス
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