先月25日に長野県松本に引っ越してきて、1か月弱が経ちました。
「で、最初の感想はどうなのよ」っていうところを、忘れないように記録しておこうと思います。
何でもない日常にできることが贅沢に感じられる
今までの日常ではできなかったことが多いから、ひとつひとつは小さいことだけど
それが「いつもの暮らし」の中でできることがすごく贅沢に感じられます。
例えば……
朝起きたら部屋の窓から雪をかぶった山が見える
窓からきれいに山が見えるのもちょっとうれしいです。電柱が中心になってしまっている……
行きたくなったらすぐに温泉にいける
納車の日にさっそく、安曇野までドライブに行ったんです。
その帰りに温泉にも立ち寄って、お湯につかりながら「これから、気が向いたら温泉に来れる環境なのかぁ、贅沢だなぁ」と思ったのですが、まだあまり実感はないです。
今までは旅行の時の特別だったことが「気軽にちょっと行ってこよ」という環境は初めてで……
直売所で気軽に山菜を買って毎日のように食べられる
同じく納車後すぐに向かったのは、野菜などの直売所。今回、行ったのは「アルプス市場」
野菜もそうですが、都心部では高価すぎて手を出せない山菜が、私たちにも手の届くお値段で売っていて、うれしくて買ってきました。
右手前がこごみ、奥の白い玉ねぎ状のものと左のなめこと炒めた緑のものがのびるです。
別の日には、行者にんにくも買って「行者にんにく味噌」を作ってみました。
行者にんにくも山菜だったんですね……知らなかったです。
松本にきて変化してきた、私たちの食卓
山に行って(登山ではなく)“ちょっと”散歩して深呼吸して来ることができる
先日は美ヶ原高原にドライブしてきました。
お天気も良くて、引っ越しの片づけで家にいることが多かったから、開放的な場所で散歩をして深呼吸するだけでいい気部分転換になりました。
気分転換をして、帰ってきてびっくりしたのが家に着いた時間。15時半ごろでした。
近い場所に住んでいるから当然なのですが、標高2000mの山の上まで行って帰ってきて15時半!?午後の時間をまだ楽しめる!と思ってしまいました。
「そういう所まで行ったら、当然丸一日がかり」という感覚があるので、わかっていたけど近さを実感。
こういった小さなことを贅沢だと感じるのは、都心部に住んでいたことや山が好きだからこそ、ということもあると思います。
小さなころから住んでいる人は、当たり前すぎることなんでしょうね……
田舎レベルが低い街だけどやっぱりギャップを感じることはある
細かい生活の中で、東京や千葉市のような都心部とは「違うな」とおどろいたこと、気候なども含めてわかっていたけど実感したことまで、細かく挙げてみます。
田舎レベルと、今検討している移住先の話
ゴミ出しの場所が家から離れている
今までは実家も含めて、家の前やマンション敷地内などすぐ近くにゴミ出しをする場所があったのですが、ゴミを回収してくれる場所は歩いて数分の「雨だとちょっと嫌だなぁ」と思ってしまう距離。
ゴミの分別が細かく、資源ゴミの回収日数が少ない
ゴミの分別はかなり細かくて、ちょっと面倒です。千葉市は可燃・不燃・ビンカン・紙・古布・粗大しかなかったのです。
こればっかりは、慣れるのを待ちます。大体の家電は金属のごみで捨てられることにもびっくりしました。粗大ゴミに分類されるものがかなり少ないです。
私たちが困ったのは、カンの回収が月に1回なこと。「ビールのカン、そんなに溜められない!」と思ったのですが、そこはいろいろ受け皿があるのですね。
近隣スーパーは高確率で、カンの回収を行っていました。なるほど。ありがたい。
やっぱりみんな車。車じゃないと結構不便を感じる
松本は信州大学のキャンパスがある事、特に私が住んでいる場所は大学に近い所というのもあって、大学生の自転車はかなり多くみられるのですがそのほかの人はほとんど車なのでしょうね。
駅から離れれば離れるほど、自転車を見なくなります。ただ、駅の近くは自転車の方が便利ですし多く見ますよ。
2回ほど電車を利用する機会があったのですが、1時間に1本だし「そりゃあ電車は乗らないわ」と感じてしまいました。バスは、中心部のみ走っています。
松本は結構みんな車の運転中はグイグイくる印象です。これも慣れなくては……
1日の気温差が大きすぎる
春はどこも朝晩と昼間の気温の差は大きいことが多いですが、長野県の気温差にはびっくりしました。
ある時なんて、気温差20度でした。朝は10度以下の冬の気温で、昼間は汗ばむくらい。
体温調整も、しっかりしないと!と思っているところです。
移住後1か月 感じていることまとめ
今までの生活で違う所が、良くも悪くも強く感じられた1か月でした。
やっぱり今までの生活からしたら、便利さは少し下がります。集約されていないから、時間的にもお金的にも割高になる所もあったりする。
どこに住んでいても、どんな暮らしをしていても一長一短であることは確実です。
だからこそ、自分がどんな暮らしをしたいか、どんな時間が自分を喜ばせることができるのかをきちんと知っておくことが大事だと実感しています。
誰かと比べるのではなく、日々の暮らしの中でふとした時・ほっとした時にうれしくなるようなそんな時間は、どんな時間でしょうか?どんな時間を増やしたいでしょうか?
私たちの松本暮らしは始まったばかりで、もしかしたらこの先「こんなはずじゃなかった!」もあるかもしれませんが
今は小さな贅沢を日々積み重ねられる予感がしていて、とりあえずそれだけでうれしいと感じています。
今回は私の感想でしたが、パートナーであるayuさんの感想もまとめました。こちらもあわせて読んでみてください。
移住したいと考えている方へ 移住までの流れ
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